夫の語る卵アレルギー論に騙されかけた(産後9ヶ月)
良くも悪くもイメージ
背景は良く知りませんが、昨今、こどものアレルギー疾患・食物アレルギーは増加しているそうです。
卵アレルギーは特に有名ですが、私は出産して自治体の離乳食教室に行くまで、
「黄身より白身で卵アレルギーは惹起されやすい」
というのは知りませんでした。
なんとなく、黄身のほうがアレルゲンっぽい感じがしていたので、驚きました。
良くも悪くも知識
で、私は自治体の管理栄養士さんからそのような事を聞いていたし、
ツツマイさん(かわいい育児イラストを描かれている方)のインスタでも、息子さんが卵ボーロで卵白アレルギーを発症したというのを見ていたので、
ゆるぎなく
卵の白身=要注意
と認識するようになりました。
たしかに、黄身の主成分=脂肪、白身の主成分=たんぱく質
なので、白身のほうがアレルギーを惹起しやすいというのは、当然のことかもしれません。
その発想はなかった
夫にも卵って白身の方がアレルギーの危険性が高いんだよ~と、伝えていました。
「なんか意外だね~」という感想だったのですが、
その後、夫が放った言葉に、なるほどね~と思うことがありました。
一休さん?とんち??
夫の卵アレルギーの捉え方として…
- 白身がアレルギーを惹起しやすいというのは意外(←ここまでは一緒)
- でもさ、鶏になるのは白身の方で、黄身は栄養だよね
- 鶏が食べられるなら、白身は大丈夫そうな気がしない?
- ついでに言うと、黄身を栄養にしているんだから、鶏が食べられるなら黄身も大丈夫そうじゃない?
- よって、鶏を食べられれば卵アレルギーはないという感じしない?
と…。
小学生レベルの生物が活かされてなかった(悲)
で、私は「なるほど~!!そうだそうだ!!」と感心してしまったのです。
でも…よくよく考えてみると、夫の理論は破綻していて、
鶏になるのは白身→間違いで、
鶏になるのは、胚であり、白身でも黄身でもありません。
つまり、白身にも黄身にも該当しない部分が鶏になるのですから(白身も黄身も栄養源にはなるけど)、
鶏が食べられる=白身OKとはなりません。あぶない、あぶない。