妻ママブログ

妊娠・出産・育児を中心に書いています。2014年に入籍。2015年に妊娠&退職(看護師)。2016年5月に33歳で男児を出産しました。

夫の語る卵アレルギー論に騙されかけた(産後9ヶ月)

良くも悪くもイメージ

背景は良く知りませんが、昨今、こどものアレルギー疾患・食物アレルギーは増加しているそうです。

卵アレルギーは特に有名ですが、私は出産して自治体の離乳食教室に行くまで、

「黄身より白身で卵アレルギーは惹起されやすい」

というのは知りませんでした。

なんとなく、黄身のほうがアレルゲンっぽい感じがしていたので、驚きました。

良くも悪くも知識

で、私は自治体の管理栄養士さんからそのような事を聞いていたし、

ツツマイさん(かわいい育児イラストを描かれている方)のインスタでも、息子さんが卵ボーロで卵白アレルギーを発症したというのを見ていたので、

ゆるぎなく

卵の白身=要注意

と認識するようになりました。

たしかに、黄身の主成分=脂肪、白身の主成分=たんぱく質

なので、白身のほうがアレルギーを惹起しやすいというのは、当然のことかもしれません。

その発想はなかった

夫にも卵って白身の方がアレルギーの危険性が高いんだよ~と、伝えていました。

「なんか意外だね~」という感想だったのですが、

その後、夫が放った言葉に、なるほどね~と思うことがありました。

一休さん?とんち??

夫の卵アレルギーの捉え方として…

  1. 白身がアレルギーを惹起しやすいというのは意外(←ここまでは一緒)
  2. でもさ、鶏になるのは白身の方で、黄身は栄養だよね
  3. 鶏が食べられるなら、白身は大丈夫そうな気がしない?
  4. ついでに言うと、黄身を栄養にしているんだから、鶏が食べられるなら黄身も大丈夫そうじゃない?
  5. よって、鶏を食べられれば卵アレルギーはないという感じしない?

と…。

小学生レベルの生物が活かされてなかった(悲)

で、私は「なるほど~!!そうだそうだ!!」と感心してしまったのです。

でも…よくよく考えてみると、夫の理論は破綻していて、

鶏になるのは白身→間違いで、

鶏になるのは、胚であり、白身でも黄身でもありません。

つまり、白身にも黄身にも該当しない部分が鶏になるのですから(白身も黄身も栄養源にはなるけど)、

鶏が食べられる=白身OKとはなりません。あぶない、あぶない。

参考(卵のどの部分が鶏になるのか)

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