妻ママブログ

妊娠・出産・育児を中心に書いています。2014年に入籍。2015年に妊娠&退職(看護師)。2016年5月に33歳で男児を出産しました。

産後初!料理をしてみる(生後10日目)

気持ちの変化

産前に夫へ予告していた通り、洗濯以外の家事は退院後一切やっていません。それでも生活が成立しているのは、夫の努力とお助け家電(ルンバ・食洗機)のお陰です。

夫が食材の買出し・料理の作りおきをしてくれているので、いつでも食事はとれています(全然痩せない)。時間と労力のいる床掃除と食器洗いは、家電がやってくれています(カロリー全然消費しない)。産後も産前と同じで飼いならされた豚状態です。

すると疲労感や眠気があっても、「今のうちに洗濯するかぁ」とか「赤子が寝てる隙に水回り掃除しとこ」という気になります。そしてついに、「料理をしてみるかぁ」という気にもなりました。

甘い見通し

思い立って作ったのは、具沢山味噌汁です。

久々に使う包丁とまな板は、すぐに手に馴染んで「なんだ、意外とできるじゃん」と思いました。

途中で泣かれて中断

赤ちゃんが寝入っているのを確認し、かつ「あと2,3時間は起きないだろう」というタイミングで料理を開始しました。
ところが何故か赤子が泣き出す事態に…。赤子を抱いて火を扱ったり、包丁のそばに近寄ったりは危険です。それだけでなく赤子に気をとられ、火災や自分自身の事故を引き起こす可能性もあります。
もう少しで沸きそうなお鍋の火を、後ろ髪を引かれる思いで消し、赤子のもとへ…。

味噌汁を作るのに2時間

味噌汁を早く完成させたかった私は、とりあえず手間のかからない抱っこして綾すという方法をとりました。
抱っこする、泣き止む→泣く→あやす、泣き止む→泣くを繰り返して「コレは拉致があかない…」と判断。やっと味噌汁作りを諦めました。
 
「もういいや、とことんキミに付き合うぞ」と思い直し、オムツ交換・授乳をして、ゆったりとした気持ちで抱っこして話しかけたりしていると赤子はピタッと泣き止み、すやすや可愛い寝顔を見せてくれました。
なんだか、気持ちを我が子より味噌汁に持っていかれて「ゴメンネ」という気がしました。 
結局、味噌汁完成までにかかった時間は2時間です。お鍋のお湯も冷めて再加熱からのリスタートです。でも「赤子に誠意ある対応がとれた結果なんだ」と、自分で自分に高評価をつけました。唯一、無駄に使用したガスが勿体なかったなぁと思います(ケチ)。
 

無理せず育児優先が結局安全、平安

今回の味噌汁で思ったのは、利己的なペース配分でアレコレ手を出しちゃダメねということです。赤ちゃんはそんなに単純にできていないみたいですし、なにより産後というだけで集中力は低下しています。
それらを鑑みると、注意力や段取りの求められる家事は、安全な進行が困難な場合が多いと思います。
 
そこで「自分はスケジュールどおりの行動管理が出来ない」と早めに気づいて、余裕のある時間管理をする大らかさや鈍感力が求められると思います。セカセカしても無駄と諦め、通常運行できない自分を認めてあげるのです。
 
なにより今の私が優先すべきは「育児」であり、味噌汁を作ることではありません。いかに「育児」にフォーカスした行動や考えを採用できるかが、鍵だと思います。赤ちゃんに向き合い、時間と労力を集中投入するのが、私には一番腑に落ちる生活です。
もちろん、完璧な育児をするのではなく、自己満足できることが大切だと思います。

わたし的、愛情深い楽しい育児のありかた

  • 「今日も育児やれたな~、頑張った。」と自己肯定できること

  • そして何より大切だと思うのは「我が子はかわいいわ~。」と思えること

私にとって自己肯定できる育児とは、安全管理を怠らない環境のもとで母子ともに安心できるお世話のあり方です。

安全を第一に、時間・自分が出せるマンパワー・育児スキルを十分に活かす努力は意識したいと思います。例えばあやすためじゃなくて、愛情を赤子に表現するために抱っこしたりとか、そういう情緒的な関わりを毎日安全に上手につくれる母親でありたいです。

その一方で我が子を可愛いと思えない時や可愛がりたいと思えない時は、すごく疲れているんだと思います。そんな時は自己肯定より休息を優先させたり、共感してくれそうな人に気持ちを聞いてもらうなど、自己マネジメントすることも大切だと思います。

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