妻ママブログ

妊娠・出産・育児を中心に書いています。2014年に入籍。2015年に妊娠&退職(看護師)。2016年5月に33歳で男児を出産しました。

胎嚢&心拍確認(妊娠6週4日)

今日は産科で妊娠が確定した日のことを書きます。自宅で妊娠検査薬を使い陽性と分かったのは5週5日でした。陽性と判定がでたら早めに産婦人科へ行き異常妊娠ではないか確認しなくてはなりません。

妊娠初期に出現する異常妊娠には異所性妊娠(子宮外妊娠ともいわれ子宮内宮以外の場所に受精卵が着床すること)や胞状奇胎(卵膜や胎盤をつくる絨毛が異常増殖する病気)があり、いずれも早期に外科的処置が必要になります。特に異所性妊娠に関しては卵管破裂を起こし激痛を伴う大出血がみられることもあるので要注意です。

妊娠判定で陽性になった時、明日にでも病院に行きたい気分でした。しかし看護師としてフルに働いていたので休みの日を待って受診しました。それが6週4日目です。もともと自分のことになると、すこぶる心配性になるので、病院に行けない5日間はソワソワしていました。また、勤務中は放射線被曝を警戒しまくって、気分的に早歩きでレントゲン室前の廊下を歩いていました…(レントゲン室の外に放射線は透過しないのに)。

勤務中以外はわざわざネットで「流産の兆候」を調べて、自覚症状と照らし合わせ勝手に悲しくなったり、基礎体温の上がり下がりを細かく評価しては落ち込んだりと、相当ナーバスになっていました。妊娠しても手放しで喜べない質なんだなぁと気弱でしたし、徐々に強くなるつわりで身体も弱ってきていたと思います(つわりに関する記事は後日に書きます)。加えてその頃は夫が転職したばかりの時期でしたが、優しい言葉や労りの言葉をかけることもできず申し訳なかったなぁと思います。

そうこうして受診の日を迎え、経膣エコーで胎嚢と心拍を確認してひとまずホッとしました。エコーでは心臓の位置がぴこぴこと動いているのが分かりました。心臓が動いているのをみて涙を流される妊婦さんは多いそうですが、ネガティブな私は「まだまだ油断ならん時期だから…」と気分が上がりも下がりもせず淡々としていました。

この頃は胎児3.6mm程度で形態はほぼ棒状(正確にはまだ胎芽と言われる段階)。仕事から帰った夫にエコーを見せても「どれ???」といった感じでした。何やら夫婦ともどもピンとこない状態から、新しい家族を迎える日々は始まりました。