妻ママブログ

妊娠・出産・育児を中心に書いています。2014年に入籍。2015年に妊娠&退職(看護師)。2016年5月に33歳で男児を出産しました。

妄想していたマタニティライフ(素晴らしき幻想)

妊娠する前の私は「マタニティライフ=ルンルンハッピー☆キラキラ☆」なものだと、年甲斐もなく思っていました。そして看護師でありながら、体調の変化に全く思いを馳せていませんでした。全ての妊婦さんが、毎日健やかに笑顔で過ごし、新しい家族を迎える希望と喜びで胸がいっぱいなんだと思っていました。輝いてみえていたのです。

しかし自分が妊娠してみて、妄想と現実のギャップに驚きました。妊娠すると体調は悪く(無理出来ない)、妊娠経過や出産への不安や恐怖があり、胎児の成長が正常か心配になり…と、浮足立ってばかりもいられない気持ちで過ごしています。

もちろん私にも希望や喜びはありますが、その裏が見えていなかったという感じです。

妊娠する前の私は、良くインスタグラムを見ていました。ハッシュタグには「マタ旅(マタニティ旅行)」「マタニティフォト」「マタニティライフ」「マタニティファッション」「マタニティコーデ」などが良く見うけられ、羨ましい!!と思っていました。特にお気に入りの日本人セレブさん(見ず知らずの人)のアカウントがあって、住む世界がこうも違う人がいるのか…と驚きました(1人は専業主婦さん、もう1人は女社長さん)。

お腹が大きくなっても、お化粧をちゃんとして、お洒落なマタニティ服を着て、家のインテリアとお花はセンスが良く、頻繁に高級店で食事や買物をして、赤ちゃんの洋服・おもちゃ等もハイセンスで、マタニティフォトを撮って、旅行(国内も海外も)に行って…と、自分に置き換えて妄想するだけで楽しかったです。

 現在、それらの妄想(暴走)は何だったのか不明なほど、素朴に暮らしています。お気に入りアカウントさんのインスタグラムも見なくなりました。体調が良く、風疹の抗体もあって、時間もお金もいっぱいあったら、キラキラなマタニティライフを過ごしていたのか考えてみました。今のダラダラ生活から鑑みるに…人様に見せられるような写真は、1枚も撮れないだろうなぁと思います(笑)。

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