新生児訪問その2(うつぶせ練習の意味)
新生児訪問でうつぶせ練習の仕方を教わった
助産師さんは「うつぶせ練習には、寝返りやはいはいへの移行をスムーズにする効果がある」と教えてくれました。しかし自分の中で「うつぶせって練習してまでさせるもんなのかな(その他の効果やリスクは)?」と疑問が残ったので、うつぶせについて調べてみました。
うつぶせの様子で分かることがある
うつぶせの可否によって、脳性麻痺・精神発達の遅れの有無が分かるそうです。月例に応じた、うつぶせ時の姿勢がとれていればOKの目安といった感じです。
また、くびすわりの良悪や体の歪みの有無・向き癖の強弱によって、うつぶせが出来なかったり嫌がったりもすそうです(この場合は姿勢矯正が必要になる)。
うつぶせ練習の効果
- 筋肉の発達促進(首の挙上・手足運動の誘発)
- 寝返り・くびすわりの促進
- 便通改善・食欲促進(腹筋使用による)
- 背筋強化
- 肺機能強化
- 運動神経の発達
やるなら目を離さない、無理にさせない
うつぶせ練習を推奨する助産師さんが多いそうですが、一律に発達促進をさせることに対する反対意見もあるそうです。また、実施中の事故があってはいけません。
うつぶせ練習の間に寝てしまえばうつぶせ寝の状態になり、SIDS(乳幼児突然死症候群)のリスクがあります。また食直後は嘔吐・誤嚥のリスクがあります。
うつぶせ練習を嫌がるのに強制すれば、母子ともに辛い経験になります。実施中の観察を怠れば、目を離した隙に胸部圧迫・窒息の危険性もあります。
調べてみて思ったこと(個人的感想)
ねんね期のうちに出来る遊びは少ないので、遊びの一貫としてうつぶせ練習を取り入れたいなぁと思いました(安全に配慮し、また疲れさせないように注意して)。
うつぶせができることで赤子の視野が広くなれば、発達そのもののも拡充しますし、見える世界も広がって楽しいだろうなぁと思います。
(参考)発育の目安
- くびすわり:4ヶ月前後
- 寝返り:5ヶ月前後
- はいはい:8~9ヶ月ころ