【詳細編】分娩の経過⑥卵膜が破れたとき、「パン!!」と言って驚いた話
頑丈な卵膜
私は子宮口が全開大になっても、なかなか破水しませんでした。助産師さんによると
- 卵膜が全周性にくっついてて、頑丈そう
- 胎児の頭がすこし浮きぎみ(卵膜に頭付きできるまで接近していない)
とのことでした。
おしるしがあんなにあったのに…
私は、出産日の3日前からだらだらとおしるしがあったので、破水は自然に容易に平均的な経過でするのだと思っていました。
ところがどっこい、こんなに頑丈な卵膜だったとは意外です。本当に何が起こるのかお産は良く分からないと思います。
30分(?記憶曖昧)程度、いきんだところで、やっと破水
私は胎児の頭が卵膜に近づいていなかったので、人工破膜してもあまり効果的でないだろうということで、破水しないままいきみに入りました。
そうこうしていると、いきみ?腹圧?で卵膜が破れてやっと破水しました。この時、でっかく膨らんだ水風船が破れるような音がしたので、自分でも分かりました。
「パンッ!!」と言うと同時に助産師さん目がけて、羊水が降りかかったそうです(夫談)。助産師さんに羊水をぶっかけてしまったとは思いも寄らなかったので、出産後に「あの…破水したとき羊水をぶちまけてしまったようで…申し訳ありませんでした。。。」と謝りました。
もちろん助産師さんは良くあることよ~みたいな感じで笑ってましたが…。助産師さんは大変だなぁと思いました。ゴーグルをつけ、清潔ガウンを着ているとは言え、髪の毛など露出部に羊水がついたはずです。本当にかたじけないです。
破水するとき、音がするというのは小耳にはさんでいたが
まさか音量がびっくりするほど大きいとは思わなかったので、本当に驚きました。出産時は「やっと破れた~」としか思いませんでしたが、パンッという音と共に10ヶ月にも及ぶ役割を終えてくれた卵膜に、「おつかれさん、ありがとう。」と今は言ってあげたかった気持ちです。