妻ママブログ

妊娠・出産・育児を中心に書いています。2014年に入籍。2015年に妊娠&退職(看護師)。2016年5月に33歳で男児を出産しました。

【詳細編】分娩の経過①前駆陣痛と本陣痛の決定的な見分け方を教えられ驚く

前駆陣痛と本陣痛の違い

良く聞くフレーズとして…

  • どちらも痛みを伴うが、前駆陣痛はそのうち治まる。本陣痛は次第に強く長くなる
  • 10分位の周期で陣痛がくるようになったら本陣痛(分娩開始)と言える

と、産院でアナウンスを受けていました。手持ちの参考書もそのようになっていました。

私は、10分間隔で陣痛が始まれば、それは前駆陣痛ではなく本陣痛の始まりだと思っていたのです。

落とし穴

しかし本陣痛が始まっていても、間に10分以上間隔の空いた陣痛が1度でもあれば、「まだ本陣痛は始まっていない」とジャッジされるのだそうです。

つまり私の陣痛は、前駆陣痛→本陣痛→前駆陣痛→本陣痛という変遷を辿ったことになります。

10分間隔を切って訪れる陣痛が2時間続いたので夜中に病院へ行ったのに、朝方に帰宅するハメになったのはそういう背景があったからです。

本陣痛は待つより迎えにいくイメージで

帰宅は強制ではなかったのですが、帰宅を選んだ理由は2つあります(本陣痛と比べて痛くないとはいえど、不安でしんどい選択でした)。

  1. 陣痛室のベッド周囲を活動範囲にするよりも、広範囲に動いた方が本陣痛誘発に有効だと判断したから
  2. 夫を休ませてあげたかったから

結果、どちらも目標達成できる結果になりました。結局9時に帰宅して再度病院を訪れたのは15時です(陣痛間隔5分)。

この6時間の間に前駆陣痛は本陣痛に移行し、子宮口も3cmから6cmに開大しました。夫は職場へ仕事や勤怠の調整を図り、入浴・食事・仮眠ができました。

立会い分娩では夫の活躍の場が多くありました。立会い者は呼吸法をサポートしたり、声をかけたり、飲み物を準備したり、いきみ逃しを介助したり(産婦の体位や希望に応じないといけないので大変)と、クタクタになります。

立会い者を十分に休ませておくことは、かなり大切だと思いました。

私的、前駆陣痛の取説

  1. 陣痛間隔が長時間10分を切っても、本陣痛とは限らないことを心得る(がっかりしない)
  2. 前駆陣痛が出現したら、立会い者に十分な休息を与える
  3. どんなに痛みの大波が来ても息を止めずにフーと吐く(呼吸法しかない)
  4. 本陣痛は待たずに、迎えに行く(痛みがないときは、とにかく動く)

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