【詳細編】分娩の経過①前駆陣痛と本陣痛の決定的な見分け方を教えられ驚く
前駆陣痛と本陣痛の違い
良く聞くフレーズとして…
- どちらも痛みを伴うが、前駆陣痛はそのうち治まる。本陣痛は次第に強く長くなる
- 10分位の周期で陣痛がくるようになったら本陣痛(分娩開始)と言える
と、産院でアナウンスを受けていました。手持ちの参考書もそのようになっていました。
私は、10分間隔で陣痛が始まれば、それは前駆陣痛ではなく本陣痛の始まりだと思っていたのです。
落とし穴
しかし本陣痛が始まっていても、間に10分以上間隔の空いた陣痛が1度でもあれば、「まだ本陣痛は始まっていない」とジャッジされるのだそうです。
つまり私の陣痛は、前駆陣痛→本陣痛→前駆陣痛→本陣痛という変遷を辿ったことになります。
10分間隔を切って訪れる陣痛が2時間続いたので夜中に病院へ行ったのに、朝方に帰宅するハメになったのはそういう背景があったからです。
本陣痛は待つより迎えにいくイメージで
帰宅は強制ではなかったのですが、帰宅を選んだ理由は2つあります(本陣痛と比べて痛くないとはいえど、不安でしんどい選択でした)。
- 陣痛室のベッド周囲を活動範囲にするよりも、広範囲に動いた方が本陣痛誘発に有効だと判断したから
- 夫を休ませてあげたかったから
結果、どちらも目標達成できる結果になりました。結局9時に帰宅して再度病院を訪れたのは15時です(陣痛間隔5分)。
この6時間の間に前駆陣痛は本陣痛に移行し、子宮口も3cmから6cmに開大しました。夫は職場へ仕事や勤怠の調整を図り、入浴・食事・仮眠ができました。
立会い分娩では夫の活躍の場が多くありました。立会い者は呼吸法をサポートしたり、声をかけたり、飲み物を準備したり、いきみ逃しを介助したり(産婦の体位や希望に応じないといけないので大変)と、クタクタになります。
立会い者を十分に休ませておくことは、かなり大切だと思いました。
私的、前駆陣痛の取説
- 陣痛間隔が長時間10分を切っても、本陣痛とは限らないことを心得る(がっかりしない)
- 前駆陣痛が出現したら、立会い者に十分な休息を与える
- どんなに痛みの大波が来ても息を止めずにフーと吐く(呼吸法しかない)
- 本陣痛は待たずに、迎えに行く(痛みがないときは、とにかく動く)
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