おもちゃの赤ちゃんへの影響と選び方①~赤ちゃんの特性調査~
はじめに
出産準備として赤ちゃん用のおもちゃは用意していないのですが、どうやら赤ちゃん用のおもちゃは、それなりに意味があるようです(楽しいだけでなく成長発達に役立つため)。お買い物はいつでもネットでできるので、妊娠中におもちゃを検討しておくことにしました。なにより、おもちゃを与えるだけではいけないので、赤ちゃんと一緒にできる遊びも調べてみました。
赤ちゃんの成長段階ごとの特性
まずは生後0ヶ月から生後6ヶ月くらいまで、月齢ごとの成長を調べてみると…
- 0ヶ月:反射による動きがある(可愛い笑顔も新生児微笑といい生理的なもの)。20~30cmの距離にあるものが最も良く見える。見つめ返すことができる。原始反射は生後2ヶ月までに消えてしまうものもあるので、今しかできない遊びがある。
- 1ヶ月:「あー」「うー」と声を出す。顔真似ができる。
- 2ヶ月:追視ができるようになる。首を左右に動かすことで視界が広がったり、首のすわりにもつながる。楽しい気持ちを声や表情で表現できる。見て笑いかける事ができる。あやすことが視覚・聴覚を刺激し発達を促す。体遊び(マッサージや手足の運動)によって、自分の体についてイメージがつきやすくなりお座りや立っちの準備になる。
- 3ヶ月:起きている時間が長くなる。自分の手や足に気づき、眺めたり触ったり舐めたりする。前方にあるものは180°追視できる。【自分という存在に気づく】
- 4ヶ月:首が座り、自分で首を好きに動かせるようになるため、縦抱っこができるようになる(視界がさらに広がる)。何でも口に入れて確かめようとする。「あーあー」と人を呼ぶ事ができる。あやすと笑う。自分で振り回したおもちゃを自分の顔にぶつけて大泣きする。
- 5ヶ月:自分の体で遊ぶ(足の指を舐めたりもできる)。ものを掴もうとする。寝返りが出来るようになる。
- 6ヶ月:早い子は1人でお座りができる。できない子も膝の上で座らせる事ができる。うつぶせで遊べる。表情が豊かになる。「いないいないばあ」を喜ぶ。声のする方に向ける。夜泣きが始まる。【離乳食開始】
といった感じのようです。ちなみに、ハイハイ・つかまり立ちは9ヶ月、ばいばい・指差し・後追いは10ヶ月頃できるようです。(すべて個人差があり、目安です。)
おもちゃ選びのポイント
そしておもちゃ選びのポイントは…
- 第1に安全であること。STマーク(セーフティトイマーク)を確かめる。
- 色々な遊び方で長く楽しめるもの(遊び方が1つだと飽きてしまう)。
- 親がいくつか遊び方を思い浮かべられるもの。
- 赤ちゃんが「できた」と満足が得られるもの。
- 次の段階の発育を促すもの。
おもちゃ遊びのポイントは…
- 与えっぱなしでは意味をなさない。
- 親が傍について、笑顔でリアクションしてあげる。
- 赤ちゃんは親の笑顔をみて、また同じ事をしてみようと思える(赤ちゃんが繰り返し積極的に繰り返すことで、運動機能も知能も発達する)。
- 親自身が面白がって楽しく遊びをリードしてあげる。
などがありました。
具体的なおもちゃの例と遊び方
具体的なおもちゃの例と遊び方はこちらの記事をご参照ください。