妻ママブログ

妊娠・出産・育児を中心に書いています。2014年に入籍。2015年に妊娠&退職(看護師)。2016年5月に33歳で男児を出産しました。

【詳細編】分娩の経過⑨胎盤娩出と会陰の縫合は何気にハード

もう何とでもして

赤ちゃんが無事に産まれてしまえば、解放感・多幸感から気が大きくなって、何も怖いものはないような気分になりました。

そのためか、胎盤娩出(結構グイグイお腹を押されるので痛い)も会陰縫合(局所麻酔はしてくれるがそこそこ痛い箇所もある)も軽度の後陣痛も、ドヤ顔でやり過ごすことができました。

あんなに妊婦健診時は内診台が恥ずかしかったのに…

私は妊娠後期に入る頃から、主治医が男性医師になりました。そのため妊婦健診の時は、お股を開くのが何気にブルーだったものです。しかし、分娩後の私はひとあじ、いやふたあじ以上違う、というか別人でした。

分娩台にドヤ顔で横たわり、無影灯の下でドヤ顔でがっつり開脚し、胎盤娩出と会陰縫合をしていただきました。

しかも、産後の変なテンションで多弁でした(思い返せば恥ずかしい)。妊婦健診の時は「はい」くらいしか言葉を発していなかった私が、主治医に向かって「なんで産科医を志したのですか」と聞く始末(股を縫ってもらいながら)。

その他にも主治医や助産師さんにペラペラと話かけていたような気がします。

胎盤娩出は、自然ないきみ感に任せて行うものだと思っていたら

違いました。「じゃあ胎盤だすね~」と言って、私のお腹をぐいぐい押す助産師さん。そして股越しに見える主治医も「血の塊出しちゃうね~」と下腹部グイグイ圧迫+内診で何かを掻き出す掻き出す。

その間も促進剤は注入継続されていますし、側管(点滴ルートについているサイド注入口のこと)から、子宮収縮剤を注入され地味にお腹が痛みました。

締めくくりは経膣エコーと、なんとびっくり肛門の内診でした。いきみまくるので肛門や直腸損傷がないかチェックするようです。

会陰縫合は結構時間がかかる様子

私は、チャチャッと縫い合わせて終了だと勝手に想像していましたが、けっこうガッチリ時間をかけて縫われました。

局所麻酔がかかるので、痛みはそんなにありません。そして「あぁそこ切ったのね」と実感するような部分をもちろん縫われるわけです。

そして「そこ、何かあったの?」というところ(お尻の穴から4.5cm離れた両サイド?局所麻酔しているので場所の特定が曖昧)も軽く縫われていたような気がしました。しかし、実際は縫われていなかったようです。

局所麻酔が切れてからが辛い

会陰縫合は、縫われているときは余裕です。しかし局所麻酔が切れると糸がひきつれて痛みがありました。股を浮かせないと座れませんし、歩く時も「ひぃ~」という感じです。痛み止めを希望する程ではなかったですが、動作緩慢になりました(節々の痛み&全身筋肉痛の相乗効果もあり)。

なにより、しばらく便をするのが怖かったです。私はもともと便秘症でなので緩下剤を処方してもらいました。

産後のシャワー浴の際、おそるおそる糸を手で確認しました。頑丈に縫われている感じがしました。そしておそらく場所的に正中側切開を受けたような気がしました。

会陰切開3パターン

  • 側切開法:腟口の真下から、やや恥骨部寄りに切開する。切開の傷が肛門まで裂けるような危険が少ない方法。
  • 正中切開法:腟口の真下から肛門の間をまっすぐに切開する。切開の傷が肛門に達する心配があるので、最近はあまり行われない。
  • 正中側切開法:正中切開法と側切開法の中間を切るやり方。3通りの切開方法の中で、最も一般的。

 

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