妻ママブログ

妊娠・出産・育児を中心に書いています。2014年に入籍。2015年に妊娠&退職(看護師)。2016年5月に33歳で男児を出産しました。

【詳細編】分娩の経過④ 子宮口が8~10cmになるとき、陣痛は最強~ナリフリかまっていられない~

陣痛の天王山

前駆陣痛から始まり、さんざんいきみを逃してきたのに、子宮口8~10cmに開大するときの痛みと言ったら、強力さが比較にならないほど絶頂です。

いままでの陣痛は大したことなかったと思えるほどの痛みで、骨盤を粉々に砕いて、股関節も手羽先の骨のようにひねられているような、悶絶する痛みでした。

最後の方はいきみを上手に逃せない大波もやってきます。私は「すみませ~ん、いきみました~!!いたいーーまたくるー!!」とでっかい声でなぞの報告。助産師さんは冷静に「仕方ないの、いいよいいよ~」「ふーうん、ふーうん、だよ」と対応してくれました。

ちなみに、私はこの「ふーうん」という呼吸法が未だに良くわかりません。夫からも「あの呼吸法、良く分かってなかったでしょ」と産後言われました。もう、「ふーうん」を求められる時は思う存分いきんでいたような気がします。

私の有様

陣痛がとんでもないので、ただ横を向くとかでは身の置き場がなく、楽な姿勢探しが困難になります。

私は右ばっかり向いていることが多かったのですが、右向きの状態で、分娩台の右足乗せに左足を乗せて、お尻丸出しで、下に敷いてある清潔覆布もぐっちゃぐちゃにして、体も下の方にずり落ちた状態で苦しんでいた記憶があります。

煌々とした白熱灯のもと、お尻の穴を存分に見せつけて苦しむ私…本当になりふり構っていられませんでした。

ここが長引くと心がぽっきり折れる

私はこのゾーンで微弱陣痛・分娩遷延と診断されたので、それはそれは苦しかったです。有効な陣痛ではないので本当に苦しみ損です。

そこで促進剤が開始になったのですが、促進剤の反応も遅いというWパンチをまともに受けて、絶望しました。今でも、この時を思い出すと肛門がヒュッとなります。 

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