子宮口は開いていない。陣痛も開始していない。(妊娠39週)
金庫じゃないんだから
何もお高くとまらずに、子宮口は一律にスーっと開けばいいものの、どうやら「子宮口の開き具合」には個人差というものがあるそうです。ちなみに私は妊娠39週の時点で指1本分しか開いていません。
語り継がれるジンクス
「子宮口が開く」や「陣痛がくる」というジンクスはいくつか聞きます。例えば…
- 焼肉を食べる
- オロナミンCを飲む
- カレーを食べる
- ラズベリーリーフティーを飲む
- 満月や新月(潮の満ち欠け)の不思議なパワーを信じる
これらにはエビデンス(医学的根拠)はありませんが、夢があります。しかも、すべて手軽です。トライして損はありません。その他には…
- 雑巾がけ
- スクワット
- 階段昇降
- 歩く
- おっぱいマッサージ
この中で、エビデンスに沿っているのはおっぱいマッサージのみです(日本助産学会で陣痛誘発の効果=オキシトシン分泌が認められている)。その他はエビデンスレベルは低いものの、骨盤を開きやすくしたり、娩出力(体力)を高めるために推奨されています。
結局、有効な陣痛が生じないときはどうするか
基本的には薬剤による陣痛誘発が、最も確実となります。それでも陣痛強化に不成功のときは帝王切開になります。
陣痛誘発剤はもちろん母体の状態に合わせて慎重投与されますが、「すっごく痛い」と良く聞きます。なんとか悪あがきで「歩く+スクワット+おっぱいマッサージ」を頑張ってみようと思います。