おもちゃの赤ちゃんへの影響と選び方②~具体的なおもちゃ~
はじめに
前回の記事を踏まえて、具体的におもちゃと遊び方を調べてみました。
前回の記事はこちら
赤ちゃんの成長段階と遊び方の違い
- 0ヶ月:おもちゃ【ラトル(ガラガラ)、オーボール、メリー、ベビージム】遊び【ほっぺツンツン(口唇探索反射の利用)、おててニギニギ(把握反射の利用。逆に手の甲をさすると力が抜ける)】※おもちゃはまだ自分では使えない。
- 1ヶ月:おもちゃ【ラトル(ガラガラ)、オーボール、メリー、ベビージム】遊び【まねっこ遊び(舌を出すのを真似してくれることもある)、ゆらゆら抱っこ、こちょこちょ遊び】※おもちゃをだんだん自分で持てるようになる。
- 2ヶ月:おもちゃ【ラトル(ガラガラ)、オーボール、メリー、ベビージム】遊び【キック遊び(足裏を軽く押すとキックで押し返す)】※おもちゃは握っても数十秒
- 3ヶ月:おもちゃ【ラトル(ガラガラ)、オーボール、メリー、ベビージム、プレイマット、おきあがりこぼし】遊び【触ってリンリン(音のするおもちゃを手の届くところに置くと、自分で触り音を出す。意外と高度な遊びらしい)】
- 4ヶ月:おもちゃ【布絵本、ラトル(ガラガラ)、オーボール、きりんのソフィー、メリー、ベビージム、プレイマット】遊び【ぎっこんばったん(首が座ったら)】
- 5ヶ月:おもちゃ【ベビージム、プレイマット、おこあがりこぼし、布絵本、やわらかボール、鏡(赤ちゃん用に安全加工されたもの)】遊び【ここだよ遊び(おもちゃを提示して手を伸ばしたら触らせる)】
- 6ヶ月:おもちゃ【電話やリモコンのおもちゃ、布絵本、オーボール】遊び【おつむてんてん、膝ぽんぽんなどの手遊びを膝に乗せてする】
考察
ファーストインスピレーション
ぱっと思ったことは「とりあえずラトル(ガラガラ)だな…」ということです。
「何やらおもちゃがいるらしい!!」と知ったときは、おもちゃを与えることが大切なことだと思っていました。しかし、知育目的にこだわるほど一面的な発育しかしないそうです。おもちゃを赤ちゃんと関わる1手段として位置づけないと、自分・赤ちゃん共々疲れてしまいそうな気もします。親が遊んだりあやしたりを楽しむことで、赤ちゃんも生き生きと遊べるのは容易に想像がつきます。まさしく、おもちゃを生かすも殺すも親次第なんだなぁという印象です。
親としての期待
私としてはおもちゃや遊びに打算的な期待があって、脳や体の発達を促したいという気持ちが先に立ってしまいそうです。そこをぐっと堪えて、まずは赤ちゃんの様子を見て「人対人」のかかわりを持てるような余裕を持たなければなぁと思います。
まとめ
最後に、赤ちゃんについて知ったことをまとめます。
関わり方の基本は…
- お世話をしながら声をかける
- 赤ちゃんの働きかけに敏感に反応する
- 赤ちゃんの興味に親が合わせる
- いつもと違うこともしてみる(飽きさせない)
語りかけ(言葉の発達を促す)のポイントは…
- テレビやビデオを消した静かな部屋で
- ゆっくり、はっきり話す
- 言葉を繰り返す
- 短い文章で、伝えたい言葉を強調する
- 伝えたいことが目に見える工夫をする
がありました。赤ちゃんも親に反応してもらえると嬉しくて、それが意欲につながるそうです。赤ちゃんのことを理解して、成長に見合った遊びを一緒に楽しむことができれば素敵だなぁと思います。
参考にした書籍
0歳の赤ちゃんの気持ちがわかる本 言葉のない1年間には意味がある (こころライブラリーイラスト版)
- 作者: 小西行郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/07/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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あやす・あそぶ〈1〉首のすわるころまで (人と人とのかかわりを育てる・赤ちゃん編)
- 作者: 藤田浩子,保坂あけみ
- 出版社/メーカー: 一声社
- 発売日: 2003/03
- メディア: 単行本
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