赤ちゃんの粉ミルクの成分比較(妊娠26週)
概要
出産準備品の1つに粉ミルクがあります。私は近くのドラッグストアで、安いものを適当に買おうと思っていました。しかし、調べているとメーカーごとに微妙に成分が違うことを知りました。それにより栄養管理と排便管理(便の硬さが変わる)が変わるらしく、少しばかり調べてから購入することにしました。国内主要メーカーの育児用粉ミルクを、栄養面から比較検討しました(6種類)。
母乳に含まれる成分
まず、母乳に含まれる成分として…
- 葉酸
- DHA
- ヌクレオチド
- タウリン
- オリゴ糖
- β-カロテン
- シスチン
- ラクトフェリン
- アラギドン酸
- ラクトアドへリン
- シアル酸
があります。他にも一般的な栄養素として【たんぱく質・脂質・炭水化物・ナトリウム・ビタミンA/B1/B2/C/D/E/K・ナイアシン・パントテン酸・カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・亜鉛・鉄・銅】が含まれています。
粉ミルクの成分
一般的な栄養素と1~6の成分は含有量に微妙な差がありますが、6種類全ての粉ミルクに含まれていました。7~11の成分はメーカーによって有無があります。
味(甘さ・コク・まろやかさ・豊かさ)にも差があり、赤ちゃんの好みもあるそうなので、産まれてからしか当たり外れは分かりませんが、私は第1選択として「はぐくみ(森永乳業)」第2選択として「すこやか(ビーンスターク)」第3選択として「ぴゅあ(明治メグミルク)」でいこうと思います。
購入は臨月に入ってからにしようかなぁと思います。
各成分の効果
1~11の栄養素のざっくりとした働きは以下のような感じです。
- 【葉酸】赤血球・アミノ酸の合成。たんぱく質の生成。皮膚・口腔粘膜の強化。
- 【DHA】学習能力・記憶力・運動能力の向上。視力低下・動脈硬化・血栓・高血圧・アレルギー・炎症の抑制。高脂血症・アトピーの改善。
- 【ヌクレオチド】消化管粘膜の増殖・分化の促進。免疫細胞の活性化。腸内細菌の増殖促進。脂質代謝改善。鉄の生体内利用性向上。
- 【タウリン】消化作用促進。神経伝達物質として働く。コレステロール値・血圧の制御。肝機能保護。目・脳の発達に重要。疲労回復。
- 【オリゴ糖】腸内善玉菌の増加。有害細菌の腸内定着阻害。便通改善。
- 【β-カロテン】抗酸化作用。
- 【シスチン】丈夫な皮膚・髪・爪をつくる。傷治癒促進。抗酸化作用。解毒作用。生活習慣病・がんの予防。
- 【ラクトフェリン】強力な抗菌活性。ビフィズス菌・腸内細菌の増殖促進。ロタウイルス・ノロウイルスの感染防御と症状緩和。
- 【アラギドン酸】体と脳の発達に不可欠。免疫調整。脳神経の発達促進。脳機能向上。
- 【ラクトアドへリン】感染症予防。
- 【シアル酸】感染症予防。下痢防止。免疫増加。脳の発達。